アメリカのIT大手グーグルは、部品価格の高騰を理由に、スマートホーム端末「Nest」シリーズの防犯カメラやドアホンなどの価格を引き上げたことを発表しました。
グーグルはこれに先立ち、映像配信機器「Google TV Streamer」の価格を50ドル(約7750円)引き上げており、当初の価格から50%の値上げとなっていました。今回、同社のスマートホーム製品群である「Nest」シリーズにおいても、同様に価格改定を実施したということです。
グーグルの公式オンラインストアでは、現在販売されているカメラ3機種とドアホン2機種の計5製品で新たな価格が提示されています。アメリカ国内における値上げ幅は20ドルから30ドル(約3100円から4650円)で、多くのモデルで約11%の引き上げになったとしています。
一方で、現時点で価格が据え置かれている製品もあります。照明付きの「Nest Cam with Floodlight」は279.99ドル(約4万3400円)のままとなっているほか、スマートスピーカーやサーモスタット、スマートディスプレイの「Nest Hub」なども今回の値上げの対象外となっています。
今回の価格改定は主にグーグルの公式ストアで適用されていますが、一部の小売店やオンラインショップでは、以前の価格のまま販売されているケースもあるということです。例えば、屋内用の有線カメラの一部モデルは、およそ85ドル(約1万3100円)で販売されている事例も確認されています。
グーグルはメディアの取材に対し、「部品価格の高騰により、アメリカ国内における一部のカメラ、ドアホン、および映像配信機器の価格を8月31日付けで改定した」と説明しています。そのうえで、「今後も業界をリードするスマートホームのセキュリティ機能と、継続的な機能のアップデートを顧客に提供していく」として、製品の品質維持と向上に努める方針を示しています。
