アメリカのIT大手グーグルは、スマートフォン「Pixel(ピクセル)」の最新モデル向けに、人工知能(AI)を活用してバッテリーの使用状況を要約する新機能の提供を開始したと発表しました。
この新機能は「バッテリー使用量の概要」と呼ばれるもので、「Pixel 10」および「Pixel 11」シリーズの端末を対象に順次提供が始まっています。端末のシステムである「AI Core」を更新することで利用可能になるということです。
グーグルによりますと、この機能はスマートフォンのバッテリー使用履歴や、電力を多く消費しているアプリなどのデータをAIが分析し、自然な文章で分かりやすく要約して設定画面に表示する仕組みです。バックグラウンドで実行された分析結果をもとに、利用者にとって最も重要な情報が強調して提示されるとしています。
この機能は初期設定で有効になっていますが、設定画面から手動で無効にすることも可能です。グーグルは、自社開発のAI技術をスマートフォンの利便性向上に直結させる戦略を加速させており、今回の機能追加もその一環とみられます。
現在、一部の機種ではすでに機能が確認されている一方、他の対象機種ではまだ利用できないケースもあり、今後順次展開が進められる見通しです。