アメリカのIT大手グーグルは、自社のスマートフォン「Pixel」向けに、位置情報を活用した2つの新機能を開発していると発表しました。
今回明らかになったのは、現在地の近くにある店舗のポイントカードなどを表示する機能と、周辺の飲食店に関する情報を提供する機能です。グーグルは、スマートフォンの利便性を高めるため、位置情報と連携したサービスの拡充をさらに進める方針です。
1つ目の新機能は「飲食店のインサイト(Restaurant insights)」と呼ばれるものです。これは、ユーザーの現在地に基づいて、おすすめのメニューや店舗に関する情報を提供する仕組みです。グーグルマップに寄せられた口コミなどの膨大なデータを活用しているとみられています。
2つ目の機能は「近くのパス(Passes nearby)」です。ユーザーが特定の店舗に近づくと、「Google ウォレット」に登録されているポイントカードや会員証などをスマートフォンのホーム画面上にある「スナップショット(At a Glance)」ウィジェットに自動で表示し、すぐに利用できるようにする機能だということです。
グーグルは以前、OSの「Android 12」を発表した際に、スーパーマーケットに到着すると会員証が表示される機能の構想を示していました。現在も「Google ウォレット」には特定の場所に近づいた際に通知を送る機能がありますが、スマートフォンの画面に直接表示されることで、より使いやすくなるとしています。
これらの新機能は、グーグルが配信した最新のシステムアプリのデータから判明したものです。正式な提供時期は未定ですが、今後のアップデートで順次導入される可能性があるということです。
