アメリカのIT大手グーグルが、自社のAI(人工知能)と連動して光で通知を行う新機能や、新たなノートパソコンの開発を進めていることが明らかになったということです。
これは、グーグルが提供する基本ソフト(OS)「アンドロイド」の最新のテスト版プログラムを専門メディアが解析した結果、判明したものです。
プログラムの記述によりますと、新たに「Pixel Glow(ピクセル・グロウ)」と呼ばれる機能の開発が進められているということです。この機能は、スマートフォンなどの端末を画面を下にして置いた状態でも、背面に搭載されたライトが控えめに光ることで、重要な通知を知らせる仕組みとしています。
具体的には、あらかじめ設定した連絡先からの着信を光で知らせるほか、グーグルの生成AI「Gemini(ジェミニ)」と音声でやり取りする際にも、視覚的な反応を示すとしています。これにより、画面を見なくても直感的にAIを操作できる環境を整える方針です。なお、光に敏感な利用者に向けた注意喚起の表示も用意されているということです。
また、解析されたデータの中には、ノートパソコン型の端末を示すアイコンや記述も含まれていました。このことから、グーグルがスマートフォンだけでなく、「Pixel Glow」を搭載した独自のノートパソコンの開発も進めているとみられています。
グーグルは過去にも「Pixelbook(ピクセルブック)」などのノートパソコンを展開しており、一部の機種にはバッテリー残量を示すライトが搭載されていました。今回の開発は、自社のハードウェアとAI技術の融合をさらに深め、独自のエコシステムを強化する戦略の一環とみられています。
なお、これらの機能は現在開発中の段階であり、最終的な製品に搭載されるかどうかは未定だということです。