アメリカのIT大手グーグルは、同社の最新スマートフォン「Pixel 11 Pro」シリーズにおいて、特定の動画撮影機能を使用する際に音声にノイズが入る不具合が発生していることを明らかにし、数週間以内に修正プログラムを提供する方針を発表しました。
問題となっているのは、クラウド上の処理を用いて動画の画質を大幅に向上させる「ビデオ ブースト」と呼ばれる機能です。この機能は2023年に発売された「Pixel 8 Pro」から導入されており、上位機種である「Pro」シリーズ専用の機能として提供されています。
利用者からの報告によりますと、先週ごろから「Pixel 11 Pro」でこの機能を使用して動画を撮影すると、数秒おきに雑音(スタティックノイズ)が記録される不具合が確認されているということです。インターネット上の掲示板などでは、無線通信の接続が途切れる際のようなノイズが入るという報告が複数寄せられていました。
グーグルは9月1日、この問題について声明を出し、「原因を特定し、修正プログラムを開発した」と発表しました。修正プログラムは、今後数週間以内にカメラアプリのアップデートを通じて利用者に提供されるということです。
また、今後の月例の基本ソフト(OS)のアップデートにおいても、さらなる性能の最適化を行うとしています。なお、問題が修正されるまでの暫定的な対応として、カメラアプリの一時データ(キャッシュ)を消去することや、「音声ズーム」の機能を無効にすることが有効だということです。