アメリカのIT大手Googleが展開する最新の折りたたみ式スマートフォン「Pixel 11 Pro Fold」について、著名な動画クリエイターによる耐久テストの結果が公開され、前モデルから一部の耐久性は向上したものの、依然として構造上の課題が残っていることが明らかになりました。
公開されたテスト動画によりますと、「Pixel 11 Pro Fold」は本体を折り曲げるテストにおいて、これまでのモデルと同様にアンテナの配置部分から破損したということです。
昨年のモデルである「Pixel 10 Pro Fold」のテストでは、本体が破損した際にバッテリーが破裂するという極めて異例の事態が発生しました。今回のモデルではそうした深刻な事態には至らなかったものの、依然として強い圧力が加わると破損しやすい状態にあるとしています。
一方で、全体的な耐久性は向上しているということです。外側のディスプレイを保護するセラミック素材は、一般的なスマートフォンが傷つく硬度のテストをクリアしました。しかし、背面に使用されているガラス複合繊維は、刃物で容易に傷がつく素材であることが確認されたということです。
さらに、曲げテストの過程では、工具を使用せずに素手で本体の前面および背面パネルが外れてしまう結果となりました。
Googleは、スマートフォンのデザインを2年から3年の周期で刷新する方針を示しています。専門家の間では、次期モデルに向けて、本体の強度や構造面での抜本的な見直しが求められるという見方が出ています。