グーグルは、AI機能を搭載していないピクセルフォン向けに通話録音機能を導入したと発表しました。これにより、ユーザーは通話中に録音を行うことが可能になります。
この機能を利用するには、電話アプリの設定にある「通話アシスト」セクション内の「通話録音」メニューから設定を行う必要があります。最初に「音声ファイル」をダウンロードし、初めての通話時に設定を促されるということです。録音されたデータはデバイス内に保存されるとしています。
通話画面には、「通話録音」ボタンが「音声絵文字」の隣に表示されます。録音開始時には、通話参加者全員に録音中であることを通知するメッセージが流れる前に、短いカウントダウンが行われます。録音中は、通話時間の横に赤い点が表示され、「停止」ボタンは通話アシストメニュー内にあります。
録音後は、ホームタブにマイクのアイコンとともに表示され、M3エクスプレッシブオーディオプレーヤーで再生可能です。設定では、「通話録音をオンにする」スイッチがあり、「管理」メニューから7日、14日、30日後に自動削除する設定や「すべての録音を今すぐ削除」するオプションもあります。
また、「非連絡先との通話を自動録音する」オプションや「これらの番号との通話を自動録音する」リストも用意されています。通話録音機能は、Android 14以上を搭載したピクセル6以降の機種で利用可能です。
なお、2025年11月のピクセル機能アップデートでは、オーストラリア、カナダ、インド、アイルランド、日本で通話ノート機能が提供される予定です。これにより、通話の文字起こしや要約、次のステップの提案が可能になります。