グーグルの新型スマートフォン「ピクセル10」シリーズの発表が約2か月後に予定されている中、またしても新たなリーク情報が出ています。今回の情報は、Android Headlinesが報じたもので、「ピクセル10プロ」と「プロXL」の仕様に焦点を当てています。
報道によれば、今年のプロシリーズは大きなデザイン変更がないとされ、従来のモデルと似た仕様になる見込みです。これが良いか悪いかは意見が分かれるところですが、少なくとも新しい要素は限られているということです。
新たに搭載されるのは、TSMC製の「Tensor G5」チップと16GBのRAMです。また、両モデルとも最大1TBのストレージを提供しますが、「ピクセル10プロXL」は128GBの構成を廃止するとのことです。この変更が価格改定を意図したものか、あるいは6.8インチのディスプレイに合わせてストレージ容量を増やすものかは不明です。
バッテリー容量も増加し、「プロ」は4,870mAh、「プロXL」は5,200mAhとなります。Android Headlinesによると、「プロ」はベイパーチャンバーを採用しているため、標準モデルよりも大容量のバッテリーを搭載しているということです。また、充電速度もそれぞれ29Wと39Wに向上し、15Wのワイヤレス充電も可能です。
しかし、その他の仕様は従来モデルと大きく変わらないようです。カメラの仕様も基本的には変更されず、テレフォトカメラが追加される程度です。過去にもグーグルは同じカメラハードウェアを複数世代にわたって使用しており、今回もその路線を踏襲しているようです。
「ピクセル10」シリーズの発表は8月20日に予定されており、発売はその1週間後と予想されています。