アメリカのIT大手グーグルは、最新スマートフォン「Pixel 11」シリーズ向けに、2026年9月のセキュリティ更新プログラムの配信を通常のスケジュールとは別に開始したと発表しました。近く予定されている大型アップデート「Android 17 QPR1」の配信を待たずに行われた異例の対応だということです。
グーグルは9月9日、手動でインストールするための更新用データを新たに公開しました。先週、一部の利用者に配信された初期の更新データは途中で配信が停止されたとみられており、今回はその修正版となります。すでに前回の更新を受け取った端末には、およそ97メガバイトの追加データが配信されるということです。
今回の更新の対象となるのは、「Pixel 11」「11 Pro」「11 Pro XL」「11 Pro Fold」の4機種です。更新プログラムには「2026年9月」のラベルが貼られていますが、グーグルは次期大型アップデートである「Android 17 QPR1」や、新機能の追加に関する正式な発表はまだ行っていません。
最初の配信は9月1日に始まりました。セキュリティパッチの日付は「2026年9月1日」となっており、画面上には「重大なバグを修正し、デバイスのパフォーマンスと安定性を向上させる」という一般的な説明が表示されるとしています。
今回の更新には「Android 17 QPR1」で予定されている視覚的な変更などは含まれておらず、初期バージョンの「Android 17」のままとなっています。専門家の間では、先月の発売以降に発見された「Pixel 11」特有の不具合を早期に修正するため、グーグルが大型アップデートを待たずに緊急の対応措置に踏み切ったものとみられています。