アメリカのIT専門メディアは、IT大手グーグルが展開するウェアラブル端末「Fitbit Air」について、本体の性能を高く評価する一方で、装着するバンドの快適性に課題があるとする分析結果を発表しました。
スマートリングの「Oura Ring」やフィットネスバンドの「Whoop」など、競合他社は端末の薄型化や装着感の向上に注力しています。Whoopは月額約3,900円(25ドル)で高度なデータ分析を提供しています。これに対し、グーグルは端末を購入すれば充実した健康管理アプリを無料で利用できる戦略をとっています。さらに、生成AI「Gemini」を活用したAIコーチング機能を月額約1,600円(10ドル)の追加料金で提供する方針です。
しかし、Fitbit Airの純正バンドについては、素材が硬く通気性に欠けるという指摘が出ています。一部の利用者からは、長時間の着用によって皮膚炎が生じたという報告もあるということです。約7,800円(50ドル)で販売されている上位モデルのバンドを利用しない場合、標準的なバンドは伸縮性に乏しく、競合製品のような快適な装着感には及ばないとしています。
Fitbit Airは、18ミリ幅のストラップを採用し、小型化を実現しているのが特徴です。市場には他社製のバンドを取り付けるための変換アダプターも出回っていますが、本体の小型化という本来の利点を損なうため、根本的な解決にはならないということです。
グーグルはサードパーティ製のバンド開発を促すため、本体の設計を公開するなどの取り組みを進めています。しかし現状では、オンライン市場に出回る互換バンドの多くは安価な輸入品にとどまっており、著名なアクセサリーメーカーからの高品質な製品は少ないということです。
専門メディアは、今後アクセサリーメーカーからより快適な互換バンドが開発されれば、Fitbit Airは市場において最高水準の製品になる可能性があるとしています。
