グーグルは、フォンアプリにマテリアル3エクスプレッシブデザインを採用したと発表しました。この新デザインは、アプリの使用方法を大幅に更新するということです。
グーグルフォンアプリは、現在3つのタブを持つようになり、「お気に入り」と「最近の履歴」が「ホーム」に統合されました。「スター付き」の連絡先は、過去の通話履歴リストの上部にバーやカルーセル形式で表示されるようになりました。各会話は、アプリ全体でコンテナに配置される方針です。
「キーパッド」は中央のタブになり、これまでの浮動アクションボタン(FAB)を置き換えました。数字パッドを含むシートは、丸みを帯びたデザインになっています。「ボイスメール」はリストスタイルが更新された以外は変更されていません。
また、グーグルは「連絡先」を新しいナビゲーションドロワーに移動し、検索フィールドから「設定」、通話履歴のクリア、ヘルプとフィードバックにアクセスできるようにしました。「設定」もマテリアル3エクスプレッシブのデザインを採用しています。
さらに、グーグルは「着信画面」を更新し、水平スワイプまたはシングルタップで応答または拒否できるようにしました。これは、「着信ジェスチャー」メニューから設定可能で、ポケットから取り出す際の誤った応答や拒否を減らすことを目的としています。
通話中のインターフェースでは、ピル型のボタンが選択時に丸みを帯びた長方形に変形するデザインを採用しています。「通話終了」ボタンも以前より大きくなっています。
このマテリアル3エクスプレッシブデザインは、6月からのテストを経て、バージョン186で安定版ユーザーに広く展開されています。これは、グーグルコンタクトの更新に続くもので、メッセージアプリにも積極的に展開されています。