IT大手グーグルは、同社のビデオ会議アプリ「Google Meet」について、スマートフォンと連携する車載システム「Android Auto」向けの提供を順次開始したと発表しました。一方で、現時点では仕事用アカウントには対応していないということです。
グーグルは先週、アップルの車載システム「CarPlay」向けに同アプリの提供を開始し、「Android Auto」向けにも近く提供する方針を示していました。現在、一部のユーザーの端末で対応を知らせる通知が表示され始めているということです。
グーグルのサポートページによりますと、車載ディスプレイを通じてスケジュールの確認や会議への参加が可能になります。運転中の安全基準を満たすため、会議に参加する際の事前画面は省略され、ビデオ映像は自動的にオフになります。また、マイクのミュート機能は利用できるものの、画面には通話情報と操作ボタンのみが表示され、プレゼンテーションの資料や他の参加者の映像は表示されません。さらに、「挙手」や「アンケート」などの機能も無効化されるとしています。
一方で、グーグルは「Android Auto」版のアプリについて、仕事用のプロファイルアカウントには対応していないことを明らかにしました。進行中の通話はディスプレイに表示されるものの、今後の会議予定や通話履歴は表示されないということです。
「CarPlay」向けのアプリでは、企業向けサービスを利用する顧客を含め、すべてのユーザーに提供されるとしており、仕事用アカウントに関する制限は設けられていませんでした。車載システムでのビデオ会議アプリは、主にビジネス用途での需要が高いとみられることから、今回の制限については課題が残る形となっています。
グーグルは今後、対応する端末を順次拡大していく方針です。
