グーグルは、ジェミニのカスタマイズ機能「ジェム」をGmail、ドライブ、ドキュメントなどのグーグルワークスペースのサイドパネルに導入すると発表しました。これにより、ユーザーは特定のタスクに応じたより効率的な活用が可能になるということです。ジェムは、これまでジェミニアプリに限定されていましたが、今後はグーグルワークスペース内で利用できるようになります。
ジェムは、ジェミニの力をカスタマイズして活用するためのもので、繰り返しのプロンプトを最小限に抑えることで、より効率的に利用できるとしています。
グーグルは、執筆編集者、ブレインストーミング、学習コーチ、コーディングパートナーなどの事前に作成されたジェムを提供していますが、特にユーザー自身が特定の目標やタスク、ワークフローを完了するためのジェムを作成することができる点が大きな利点です。これらは、アップロードしたファイルに基づいて動作することも可能です。
Gmail、ドライブ、ドキュメント、シート、スライドのジェミニサイドパネルを開くと、新たにジェムセクションが表示され、事前に作成されたマクロやカスタムマクロのリストを確認できます。ワークスペースの機能を活用し、@メンションやファイル/フォルダのアクセスなどが可能です。
ジェムの作成を選択すると、gemini.google.comが開きます。これは、グーグルワークスペースのアプリでジェミニのサイドパネルにアクセスできる顧客向けに提供され、数週間以内に展開される予定です。
現在、ワークスペースラボで個人アカウントを使って確認されています。