アメリカのIT大手グーグルは、古いパソコンに軽量な基本ソフト(OS)を導入し、再利用を促すための専用USBメモリーを、およそ460円(3ドル)で販売開始したと発表しました。電子機器の再生品を扱う企業と提携し、資源の有効活用やITコストの削減を目指す方針です。
グーグルが新たに販売を始めたのは、「ChromeOS Flex(クロームオーエス・フレックス)」と呼ばれる軽量なOSをインストールするためのUSBキットです。再生品電子機器の大手「Back Market(バックマーケット)」と提携し、同社のウェブサイトを通じて提供するということです。
「ChromeOS Flex」は、動作が遅くなった古いウィンドウズやマックのパソコンに導入することで、安全かつ快適に動作するように設計されています。通常はウェブサイトから無料でダウンロードできますが、今回販売されるUSBキットには、導入手順をわかりやすく解説したガイドや動画が付属しており、専門知識がない利用者でも簡単に作業を行えるとしています。
価格は3ドル(日本円でおよそ460円)に設定されています。購入は1人につき3本までに制限されていますが、1本のUSBメモリーを使って複数のパソコンにOSをインストールすることが可能だということです。
Back Marketは、「多くの端末はハードウェアとしてまだ十分に機能するものの、安全性を保つための適切なソフトウェアが不足している」と指摘しています。ウィンドウズ10のサポート終了が迫る中、新品のパソコン価格が高騰していることもあり、学校や中小企業などでの需要を見込んでいるということです。
当初は3000本の限定販売となりますが、両社は今後の需要に応じて販売規模を拡大する方針です。
