アメリカのIT大手グーグルは、新型の折りたたみ式スマートフォン「Pixel 11 Pro Fold」において、複数のアプリを同時に操作できる新たなマルチタスク機能「App Handles(アップ・ハンドル)」を搭載したと発表しました。
この新機能は、画面上に小さなアイコンを表示する従来の機能を応用したものです。利用者が任意のアプリを選択し、画面の右下にドラッグすることで、アプリが固定された小さなウィンドウとして表示されるということです。画面上を自由に動き回るのではなく、指定の場所に固定されるため、他の作業を妨げない設計となっています。
最大の特徴は、画面の右下から上にスワイプする操作だけで、対象のアプリを即座に起動できる点です。この場所に複数のアプリを保存し、必要に応じて素早く切り替えることが可能だとしています。
グーグルは、折りたたみ式スマートフォンの大画面を活かし、画面を分割して2つのアプリを並べるだけでなく、さらに別のアプリを小さなウィンドウで同時に動かすという、新たな操作体験を提供する方針です。また、本体を閉じた際には、外側の画面にアイコンとして引き継がれる仕組みになっています。
これまで他社の折りたたみ式スマートフォンでも同様の機能はありましたが、操作性に課題があったと指摘されていました。今回のグーグルの新機能は、より直感的に操作できるとして注目を集めています。
「Pixel 11 Pro Fold」はすでに販売が開始されており、グーグルは今後のソフトウェア更新を通じて、過去の機種にもこの新機能を追加していく方針だということです。