アメリカのIT大手グーグルが開発中の次世代の折りたたみ式スマートフォンについて、アップルが近く発表するとみられる初の折りたたみ式端末と同じ、画面の折り目が目立たない最新のディスプレイ技術を導入する方針であることが、メディアの報道により明らかになりました。
現在、スマートフォン市場では、中国のオッポや韓国のサムスン電子などが、画面の折り目が目立たない折りたたみ式端末を相次いで投入しています。こうした中、グーグルの現行モデルは他社に比べてディスプレイ技術の面で課題が指摘されており、最新技術の導入によって競争力を高める狙いがあるとみられます。
韓国の電子産業メディアの報道によりますと、グーグルやオッポなどの各社は、韓国のサムスンディスプレイと提携し、次世代モデルに向けて「デュアルUTG(超薄型ガラス)」と呼ばれる新たなディスプレイ技術を採用する方針だということです。この技術は、アップルが近く発表するとみられる初の折りたたみ式スマートフォンにも使用される見通しだとしています。
この新たな技術では、ディスプレイの上部と下部の双方に極めて薄いガラスの層を配置し、画面を支える構造になっています。折り目をなくすためのアプローチとして、サムスンは特殊なチタン製の板を使用している一方、オッポは特殊な液体を用いた3Dプリント技術を活用し、表面を平らにする工夫を施しているということです。
報道によりますと、この最新技術を搭載したオッポなどの新機種は2027年の前半に発売される予定です。また、グーグルの次世代モデル「Pixel 12 Pro Fold」については、2027年の後半にあたる8月ごろに発表される見通しだとしています。