アメリカのIT大手グーグルは、画像検索サービスのデザインを刷新し、利用者の好みに合わせた画像を一覧で表示する形式に変更するとともに、検索画面から直接、AI(人工知能)を使って画像を作成できる新機能を追加したと発表しました。
グーグルによりますと、新しいデザインでは、利用者の関心や過去の閲覧履歴に基づき、「おすすめ」の画像が自動的に更新されながら表示されます。利用者は、気に入った画像を「コレクション」として保存し、ファッションや旅行、インテリアなどのテーマごとに整理して後から見返すことができるということです。
この変更は、画像収集サービス「ピンタレスト」に似た仕組みを取り入れたものです。グーグルとしては、画像検索を単なる検索ツールから、新たなアイデアを発見する場へと転換を図ることで、利用者の滞在時間を延ばし、広告収入の増加につなげる狙いがあるとしています。
また、画像検索サービスの開始から25年となるのに合わせ、検索結果の画面にAIによる画像生成機能が追加されます。オンライン上に目的の画像が見つからない場合、最新のAIモデル「Nano Banana」を用いて、入力した文章から希望する画像を新たに作成できるということです。例えば、部屋の壁を赤く塗った様子など、具体的なアイデアを視覚化するのに役立つとしています。
グーグルはこうした機能の拡充により、利用者が対話型AI「チャットGPT」などの外部のサービスに流出するのを防ぎ、自社のサービス内に留まらせる方針です。
新しいデザインは、アメリカ国内のパソコン向けに英語版で今後数週間以内に順次提供されます。利用にはグーグルのアカウントへのログインが必要となります。また、AIによる画像生成機能についても、対応する地域において英語版で順次利用できるようになるということです。
