アメリカのIT大手グーグルは、今年5月の開発者会議「I/O 2026」で発表した、プロ仕様のAI画像生成・編集ツール「Google Pics」について、本日から一般提供を開始したと発表しました。
「Google Pics」は、動画生成ツール「Google Vids」に続き、同社のビジネス向けクラウドツール「Google Workspace」に標準で組み込まれています。利用者は、「Google ドキュメント」や「Google スライド」上の画像をクリックするだけで、画面上に編集ツールを呼び出して作業を始めることができるということです。また、数週間以内には「Google ドライブ」に保存された画像の編集にも対応する方針です。
さらに、専用のURLから直接ツールにアクセスすることも可能です。AIを用いて複数の候補から新しい画像を生成できるほか、パソコンや「Google ドライブ」、「Google フォト」から既存の画像を読み込んで編集を始めることもできるとしています。
このツールは、AIモデル「Nano Banana」を活用しており、被写体に基づいた精密な画像編集を可能にしています。特定の対象物だけを分離し、画像の他の部分には影響を与えずに編集できる機能が備わっているということです。利用者がテキストで指示を入力するだけで、複数の編集作業を一度に実行できるとしています。また、画像内のテキスト部分のみを編集する機能も搭載されており、画像上の文字の翻訳も可能になるということです。
グーグルは、このツールによって細かい画像調整の煩わしさを解消し、専門的なデザインの知識がなくても高品質な画像を作成できるようになるとしています。他のWorkspaceアプリと同様に、複数人での共同作業やリンクを通じた画像の共有が可能であり、企業の業務効率化を支援するねらいがあります。
「Google Pics」は、対象となるWorkspaceの各プラン向けに本日から順次提供されるということです。
