グーグルは、新製品発表イベント「Made By Google」で、緑と青のバブル論争が「終わり」と発表しました。イベントでは、Pixel 10シリーズやPixel Watch 4の発表に加え、AIのデモンストレーションも行われました。
このイベントはジミー・ファロン氏が司会を務め、グーグルのマーケティング担当副社長エイドリアン・ロフトン氏が登壇しました。ロフトン氏は、ファロン氏とのやり取りの中でRCSについて説明しました。
ロフトン氏は、RCSが「リッチコミュニケーションサービス」を意味し、全てのテキストメッセージの標準となることを説明しました。Androidは長年RCSを使用しており、Appleも最近採用したと述べています。これにより、異なる端末間でのメッセージングがより円滑になるとしています。
ファロン氏が「緑と青のテキストの話をやめられるのか」と尋ねると、ロフトン氏は「グーグルではその会話を終わりにしたい」と答えました。グーグルでは、技術が人々をつなげる手段であるべきだとし、どのブランドのスマートフォンを持っていても関係ないとしています。
この発表は、Appleが昨年iOS 18でRCSを採用したことに関連しています。これまで、グーグルとサムスンはテキストバブルの色に関する広告キャンペーンを行っていました。
緑と青のバブル論争が公式に終わったのか、そもそも論争だったのかについては、引き続き議論の余地があります。