グーグルは、Androidの電話アプリで「お気に入り」タブを削除し、新たに「お気に入りバー」を導入することを発表しました。これは、Material 3 Expressiveの全面的なデザイン変更に先立つ動きです。
先月発表されたように、「最近の通話」(今後「ホーム」と呼ばれる)フィードの上部に「お気に入りバー」が設置され、専用のタブが置き換えられるということです。このインターフェースでは、上位の連絡先のグリッドとその下に「頻繁に連絡する相手」のリストが表示されていました。
新しいデザインでは、プロフィールアバターが大きくなった「お気に入り」のカルーセルが表示され、左にスクロールすると「追加」ショートカットが表示されます。また、必要に応じてカルーセルを非表示にするための矢印もあります。
この変更により、アプリは「最近の通話」、「連絡先」、そして「ボイスメール」に簡略化され、番号入力用のFAB(フローティングアクションボタン)も含まれます。昨日リリースされたベータ版182では、この変更が広く導入されましたが、サーバー側の調整も必要なため、更新後すぐには反映されない可能性があります。この変更は、ピクセルや非グーグルのスマートフォン、そして先月一部のユーザーに導入された新しい着信ジェスチャーを含むMaterial 3 Expressiveのデザイン変更を受けていないユーザーにも適用されます。
「お気に入り」タブは、Material 3 Expressiveを利用しているグーグル電話アプリのユーザーでも消えるということです。ただし、まだベータ版の全ユーザーには広く展開されておらず、現在も「最近の通話」タブと呼ばれています。
Material 3 Expressiveの全面的なデザイン変更では、下部バーが「ホーム」、「キーパッド」、そして「ボイスメール」に統合される方針です。