アメリカのIT大手グーグルは、韓国において地図アプリ「Googleマップ」のナビゲーション機能(ターンバイターン方式)を本格的に提供する方針を明らかにしたと発表しました。
韓国メディアの報道によりますと、グーグルは韓国での本格的なサービス展開に向けて、新たに「戦略的パートナーシップ開発マネージャー」を採用したということです。今後、民間企業や公的機関と連携し、サービスの構築を進めるとしています。
現在、韓国における「Googleマップ」は、場所の検索や口コミの閲覧、公共交通機関の経路案内などに機能が限定されています。世界各国で普及している詳細なナビゲーション機能が利用できないため、韓国国内での利用者は少なく、地元企業の「ネイバーマップ」や「カカオマップ」がグーグルの3倍以上の利用者を獲得しているということです。
グーグルは今回の事業戦略について、「詳細な経路案内を含む、Googleマップのすべての機能を韓国で提供する計画である」としています。
この背景には、韓国政府による規制緩和があります。韓国政府は今年、軍事施設などの機密性の高い場所をぼかすことを条件に、グーグルが海外のサーバーで高精度の地図データを利用することを承認しました。なお、ロイター通信によりますと、韓国国内では緯度と経度の座標機能は引き続き無効化される方針だということです。
