アメリカのIT大手グーグルは、スマートフォン向けの決済・管理アプリ「グーグルウォレット」において、デジタル身分証明書の対応地域を拡大し、新たにインドの国民識別番号制度「アドハー(Aadhaar)」などに対応したと発表しました。
グーグルによりますと、インド固有の識別番号公社(UIDAI)との提携により、アドハーのデジタル証明書がグーグルウォレットに登録できるようになるということです。「アドハー」は、氏名や住所、性別、生年月日、顔写真などの個人情報が含まれるデジタル身分証明書です。これまで、この証明書を利用するには専用のアプリが必要でしたが、今回の対応により利便性が向上するとしています。グーグルは、日常生活におけるさまざまな場面でこのデジタル証明書をすぐに活用できるとしています。
また、グーグルはインドでの対応拡大に加え、一部の国や地域におけるデジタルパスポートのサポートを正式に開始したと明らかにしました。先週からブラジル、シンガポール、台湾での対応が確認されていましたが、今回正式に運用が始まったということです。これらの国や地域は、すでに公式のサポートページにも追加されています。
グーグルは、アメリカ国内の各州や世界各国でデジタル身分証明書の対応を段階的に進めています。スマートフォンを身分証明書として活用する取り組みを強化することで、デジタル化を通じた利便性の向上と、自社プラットフォームの普及をさらに推し進める方針です。
