グーグルは、ウォレットの新しい設定を導入し、「購入とパス」履歴からより個別化された推奨を提供する新しい方法を発表しました。
この設定が有効になると、グーグルはオンラインでのグーグルペイの取引や、ロイヤルティカード、イベントチケット、搭乗券などの保存されたパスを使用して、ファーストパーティサービス全体でより個別化された体験を提供する方針です。
これにより、広告、オファー、プロモーション、推奨事項がより個別化されることがあります。例えば、フライトを予約する際に好みの航空会社を特定したり、ランニングアプリをダウンロードした際に関連する提案を受け取ることができます。グーグルは、「人々はオンライン体験が自分に合わせたものであることを期待している」としています。
プライバシー面では、「購入とパス」の使用を完全に無効化することが可能です。有効化した場合、詳細なオプションにより、アプリ内の推奨事項などの自然な個別化、広告の個別化、および広告測定に使用されるかどうかをオン/オフできます。
全体として、グーグルはこの「購入とパス」の情報を第三者企業に販売しない方針です。また、常に敏感な情報は広告ターゲティングに使用されないということです。
これらの設定は「今後数ヶ月以内」にアメリカのユーザーに展開され、利用可能になった際にはグーグルウォレットで通知を受け取ることができます。詳細はサポート文書で確認できるということです。
