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2025年7月16日
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グーグルクローム、アンドロイド版で下部アドレスバー導入

グーグルはアンドロイド版クロームにおいて、下部アドレスバーのオプションを導入したと発表しました。この変更により、片手での操作がより容易になるとしています。

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技術系ジャーナリスト
グーグルクローム-アンドロイド-下部アドレスバー導入

グーグルは先月の発表に続き、アンドロイド版クロームにおいて下部アドレスバーのオプションを広く展開すると発表しました。

この機能が利用可能になると、「アドレスバーを下部に移動するには、長押ししてください」と表示され、新しいメニューが開かれます。ここで「アドレスバーを下部に移動」という選択が可能で、便利な「リンクをコピー」オプションも追加されています。また、Chrome > 設定メニューの上部に新しい「アドレスバー」ページが追加されました。

この変更により、オムニボックスがジェスチャーナビゲーションバーの上に移動し、片手での操作が改善されるということです。三点リーダーメニューは少し下に移動しましたが、順序に変更はありません。利用者の操作感を維持しつつ、共有機能がより手の届きやすい位置にあることが利点とされています。

アンドロイド版クロームの下部アドレスバーは長らく検討されてきました。2016年頃に導入が考えられましたが、最終的には中止されました。その後、グーグルは様々なデザインを試みましたが、最終的には伝統的なデザインを維持しつつ、視覚的な現代化を図ってきました。

今回の下部アドレスバーの導入は、2023年にiOS版クロームでこのオプションが追加されたことに由来しています。

アンドロイド版クロームのバージョン138を使用していることを確認してください。まだ表示されない場合は、アプリ情報からブラウザを強制停止する必要があるかもしれません。

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