アメリカのIT大手グーグルが提供する「グーグルホーム」において、音声操作でメモアプリに買い物リストを追加する機能に不具合が発生していることが明らかになりました。
グーグルは現在、自社のスマートホーム機器向けに生成AI(人工知能)「ジェミニ」の導入を進める方針を示しています。しかし、この新たなシステムの展開に伴い、音声操作や専用アプリに関する不具合の報告が増加しているということです。
今回の不具合は、音声アシスタントと自社のメモアプリ「グーグルキープ」との連携において発生しています。利用者からの報告によりますと、「リストに商品を追加して」と音声で指示しても、正しく機能しない状態になっているということです。
本来であれば、AIが自動的にリストへ商品を追加します。しかし不具合が発生している場合、全く関係のない情報が回答されたり、システムが応答しなかったりするケースが確認されています。また、アシスタントが同じ質問を繰り返す事例も報告されているということです。
この問題はすべての利用者に影響しているわけではなく、一部のユーザーに限られているとみられています。影響を受けているユーザーの中には、アプリ上でメモやリストの設定が完全に無効化され、元に戻せない状態になっているケースもあります。これにより、AIがリストにアクセスして編集することができなくなっていると考えられています。
現時点で、グーグルはこの問題について公式な発表を行っていません。しかし、同社はシステムの更新を頻繁に行っており、過去の不具合に対しても迅速に対応していることから、今後のアップデートを通じて修正される見通しだということです。
