グーグルは、ワークスペースユーザー向けに「アスクジェミニ」機能をグーグルミートに導入すると発表しました。この機能は「会議中の個人アドバイザー」として利用されるということです。
「アスクジェミニ」は、会議のキャプションやユーザーが閲覧権限を持つグーグルワークスペースのリソース(ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Gメールなど)、そしてグーグル検索や公開ウェブサイトのコンテンツを参照して質問に答えるとしています。
他のジェミニの機能と同様に、回答は個人にのみ提供され、会議の参加者と共有されることはないということです。プライバシーに関しては、「会議後にキャプションや他の会議データが保存されることはない」としています。
「アスクジェミニ」を使用しても、会議終了後に記録が残ることはありません。
グーグルは会議参加者に「アスクジェミニ」が有効であることを通知し、ホストはこの機能を無効にすることができる方針です。
現在、デスクトップウェブ版のグーグルミートで利用可能で、英語がサポートされています。今後、他の言語にも対応予定です。最初にEnterprise Plus、Enterprise (Standard)、Business Plus、Business Standard向けに提供され、数週間以内に全面的に利用可能になる見込みです。
2026年第1四半期には、Workspace Business Starter、Enterprise Standard、およびEnterprise Plusの顧客にも提供される予定です。
