Appleは、iOS 18.2で導入された「アイテムの位置を共有」機能にサウジアラビア航空が新たに参加したと発表しました。これにより、AirTagや他のFind My対応アクセサリーを使った荷物の追跡が可能となります。
Appleはこの機能を発表した際、「15社以上の航空会社」と協力して、追跡中のアイテムのライブリンクを安全に共有できるシステムを構築する方針を示しました。
その後、対応航空会社の数はほぼ倍増し、今回サウジアラビアの国営航空会社であるサウディアも参加しました。サウディアの公式LinkedInアカウントによると、「この取り組みの一環として、ゲストはiPhone、iPad、またはMacのFind Myアプリを通じて安全なアイテムの位置共有リンクを生成できます。このリンクはサウディアの専用デジタルポータルを通じて提出可能です。安心のため、荷物が回収されると位置共有は自動で終了し、手動でいつでも停止でき、7日後に期限切れとなります」としています。
この機能はiOS 18.2以上、iPadOS 18.2以上、macOS 15.2以上で動作することもAirTag所有者に向けて伝えられています。
現在、Appleが確認した対応航空会社のリストには30社が含まれています。
この機能を使用するには、まずデバイスが最新のOSバージョンであることを確認してください。
Appleは「位置情報を更新するためには、AppleアカウントにサインインしているAppleデバイスの少なくとも1台がオンラインである必要がある」としています。
AirTagの位置情報の表示、管理、または共有の停止方法については、Appleの公式サポートページを確認することができます。