サムスンは、次期スマートフォン「Galaxy S26シリーズ」において、最上位モデルのUltraを含む全モデルにExynos 2600チップを採用する方針を発表しました。Exynos 2600は、AI向けのNPU性能が特に優れており、AppleのA19 Proチップに比べて6倍速いとされています。また、GPU性能はSnapdragon 8 Elite Gen 5よりも約30%向上しているということです。このチップは、サムスンの2nmプロセスで製造される予定です。
サムスンは通常、基本モデルとPlusモデルにExynosを使用していますが、Ultraモデルには2022年以降、Snapdragonチップを採用していました。今回の方針転換は、サムスンのチップ戦略における大きな変化といえます。
ただし、北米市場では「現地規制の円滑な承認を確保するため」に、Snapdragonチップを使用する可能性もあると報じられています。このため、アメリカのユーザーは引き続き、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載したGalaxy S26シリーズを目にする可能性が高いとされています。また、日本や中国市場でも同様にSnapdragonチップが採用される見込みです。
ExynosとSnapdragonの採用に関する噂は、しばしば変動が激しいため、Galaxy S26シリーズの発売が近づくにつれて、これらの情報は変わる可能性があるということです。
Galaxy S26シリーズは、来年1月に発売される予定です。
