サムスンは、Galaxy Z Flip 7 FEの価値がさらに低下したと発表しました。これは、同社がGalaxy Z Flip 5をリニューアルプログラムで販売開始したことによるものです。
Galaxy Z Flip 7 FEは、Galaxy Z Flip 6のリサイクル版で、性能が劣るチップセット、限定されたカラーバリエーション、9万8000円(約13万9000円)の高価格が課題とされています。サムスンは折りたたみスマートフォンの価格を抑える試みを行っていますが、今回の製品は消費者にとって魅力的とは言えない状況です。
Galaxy Z Flip 7 FEの価格はGalaxy Z Flip 7の標準モデルに近く、12万7000円(約19万1000円)の256GBモデルと比較すると、価格差は1万5000円(約2万3000円)しかありません。
今週、サムスンは初めて折りたたみスマートフォンを「リニューアル」プログラムに追加しました。これにより、Galaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5が低価格で再販売されます。特にGalaxy Z Flip 5は、8万7000円(約13万2000円)で提供され、Galaxy Z Flip 7 FEよりもはるかにお得な選択肢となっています。このモデルは、ExynosチップセットをSnapdragonに置き換え、256GBのストレージを備え、今後も多くのソフトウェアアップデートが受けられるということです。
なお、現時点で最も価値のある折りたたみスマートフォンは、7万7000円(約11万9000円)のモトローラRazr(2025)や、5万5000円(約8万6000円)から6万5000円(約10万1000円)の価格で手に入るリニューアル版のGalaxy Z Flip 6とされています。