サムスンは、折りたたみ式スマートフォンの売上向上を目指し、Galaxy Z Flip 8を前モデルよりも薄く軽くする方針を発表しました。韓国のメディア「The Bell」によると、Galaxy Z Flip 8は、現行モデルであるZ Flip 7のサイズと重量を「10%以上」削減することを目指しているということです。これにより、Galaxy Z Flip 8は約12.33mm(開いた状態で5.85mm)、重さ169グラムになるとされています。これは、Galaxy S25 Edgeの5.8mm、163グラムとほぼ同じです。
サムスンは、2026年における大幅な成長を目指し、Galaxy SシリーズとGalaxy Zシリーズの売上拡大を図るとしています。The Bellによれば、サムスンは折りたたみ式スマートフォンを670万台販売することを目標としています。しかし、これは期待されるGalaxy S26の販売台数には及ばないということです。
また、サムスンは、折りたたみ式スマートフォン市場での競争力を高めるため、デザインの薄型化だけでなく、ソフトウェア面でも改善を図る方針です。Galaxy Z Flip 7では外部ディスプレイが大きくなったものの、One UIの外部ディスプレイ体験は他社製品と比較して劣るとされています。来夏に発売が噂されるOne UI 9が、外部パネルの使い勝手を改善することが期待されています。
