サムスンは、One UI 8に「アラートセンター」という新たなセキュリティ機能を追加する方針を発表しました。これは、Android Authorityによる報告に基づくもので、ユーザーに対し、容易に対処可能なセキュリティ上の問題を通知する、より強力な警告システムを提供するということです。
このアラートセンターは、カメラやマイクなどの敏感なデータへのアクセスを行うアプリに対する通常のAndroidの通知を超えた機能を提供します。通常、ステータスバーに緑色の点が表示されますが、サムスンはこれを超えた積極的なアラートを目指しています。
アラートセンターは、プライバシーとセキュリティに関する通知を提供します。カメラのような敏感な機能がアプリによって使用されている場合、ユーザーに通知される仕組みです。さらに、アプリがメッセージやマイクにアクセスした場合にも通知されるということです。
また、One UI 8のセキュリティアラートには、古いソフトウェアの通知、マルウェアの発見、未保護のアカウント、および生体認証セキュリティ機能の設定を促すリマインダーが含まれるとしています。
この動きは、GoogleがAndroid 16でより強力なセキュリティ対策を導入する計画に合わせたものです。「高度な保護」機能がこれらの脅威を防ぐことを目的としています。
サムスンは既にOne UIで同様の脅威を防ぐことが可能ですが、アラートセンターはユーザーがデバイスをより安全に保つためのさらなる一歩となるようです。
アラートセンターがいつ導入されるかについての情報はまだありませんが、One UI 8のコードにこのセキュリティツールに関する情報が見つかっており、実現までにはまだ時間がかかる可能性があるということです。さらに、この機能が実現する場合には、より詳細な情報が明らかになると見られています。
なお、サムスンはGalaxy Z Fold 7とFlip 7シリーズの予約を受け付けており、予約すると5000円(約77,500円)分のクレジットが提供されるということです。予約は無料で、実際に購入する義務はないとしていますが、このクレジットを得られるのは今だけです。