サムスンは、Galaxy Z Fold 7とFlip 7を発売したばかりですが、年末商戦に向けて新たな動きを見せています。インド政府などの情報によりますと、サムスンは新しいタブレット群と初のトリプルフォールドスマートフォンに加え、より手頃な価格のGalaxy S25 FEを発表する方針です。
イギリスのチェーン店Tescoのウェブサイトに掲載された情報によれば、Galaxy S25 FEは中価格帯スマートフォンとして注目されています。従来のFEシリーズは主に高級なPlusシリーズに比べて控えめな仕様でしたが、S25 FEはS25+に近い仕様であるということです。
新たなレンダリング画像では、典型的なサムスンのスマートフォンのデザインが見られます。大きなディスプレイと丸みを帯びた角、背面にはトリプルレンズが配置されています。6.7インチの1080pディスプレイは、前モデルよりもベゼルが薄く、より高級感があります。「ジェットブラック」モデルが確認されていますが、「アイシーブルー」も販売される予定です。
ただし、すべての仕様が向上しているわけではありません。プロセッサは前モデルと同じExynos 2400eが採用される見込みです。このチップセットは若干クロック速度が遅いものの、日常使用には大きな影響はないと見られています。ストレージは128GBまたは256GB、RAMは8GBとなっています。
カメラは50MPのメインセンサー、12MPの超広角、8MPの3倍望遠が搭載される予定です。バッテリーに関しては、4,900mAhの大容量バッテリーと45Wの急速充電が採用される予定です。これにより、サムスンはより大容量のバッテリーと高速充電に向けた動きを強化する方針です。
このような仕様はGalaxy S25+に比べて一部ダウングレードされていますが、価格次第では魅力的な選択肢となる可能性があります。次期S26シリーズでは、Edgeフォローアップが中間の位置を占めるという噂もあります。
価格に関しては、WinFutureによると€679(約11万2千円)からのスタートが予想されています。アメリカでは800ドル(約12万4千円)近くになる可能性があり、経済的不確実性が影響することも考えられます。サムスンからの公式発表は秋の初めに予定されているということです。