サムスンは、次世代の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 7」が、防塵性能において現行のFold 6と同じIP48等級を維持する方針を発表しました。競合他社が防塵性能を強化するとの噂がある中での発表です。
情報筋によると、Galaxy Z Fold 7はIP48等級の防水・防塵性能を持ち続けるということです。これは、サムスンの折りたたみスマートフォンに期待を寄せていたファンにとっては少し残念なニュースかもしれません。
IP48認証は、かつては夢のようなものでしたが、現在では多くの最新の折りたたみスマートフォンが防水性能を持っています。しかし、Googleが8月に完全な防塵性能を持つ折りたたみスマートフォンを発表するとの噂もあり、Galaxy Z Fold 7の防塵性能が現状維持であることに不満の声も出ています。
サムスンは昨年、Fold 6とFlip 6をIP48等級に引き上げました。それ以前はIPX8等級を採用していました。GoogleがPixel 10 Pro Foldで完全な防塵性能を実現すれば、来年のGalaxy Z Fold 8もそれに追随する可能性があるということです。
Galaxy Z Fold 7は、前モデルよりも大きなディスプレイとスリムなデザインを実現し、大幅な進化を遂げると期待されています。サムスンは7月9日に開催される「Unpacked」で公式情報を発表する予定です。
現在、Galaxy Z Fold 7とFlip 7の予約を受け付けており、予約注文で50ドル(約7,750円)のクレジットや最大1,150ドル(約178,250円)の割引が受けられるということです。予約は無料で、購入義務はありませんが、クレジットや特典を受け取るには今が唯一の機会です。