オナーは自社のMagic V5を「世界で最も薄い折りたたみスマートフォン」として発表しましたが、サムスンのGalaxy Z Fold 7と比較したところ、サムスンの方がわずかに薄いと見られることが分かりました。
今月初めに中国で発表され、後に世界で発売予定のオナーMagic V5は、自社のウェブサイトのSEOデータに「世界で最も薄い折りたたみ」との記述を含めています。しかし、実際のウェブサイト上にはその表現は見当たりません。オナーによれば、特に「アイボリーホワイト」モデルは折りたたんだ状態で8.8mmの厚さであり、サムスンのGalaxy Z Fold 7の8.9mmを上回るとしています。
しかし、Galaxy Z Fold 7がオナーMagic V5と並んでいる動画では、サムスンのデバイスがわずかに薄いように見えます。@UniverseIceがTwitter/Xで共有した動画では、カードを2つのデバイスの上に置くと、Galaxy Z Fold 7の方がわずかに薄いことが確認できます。この違いは、カードの上をボールが転がる様子でさらに強調されています。
このわずかな違いは、まさに「髪の毛を裂く」ようなもので、両社の主張とは反するものの、サムスンのデバイスが実際に薄いことを示しています。マイクロメーターでもサムスンのデバイスが薄いことが確認され、別の比較動画ではオナーのデバイスがOppo Find N5に近いことが示されています。
このような状況の中、合理的な説明の一つとして、オナーが異なる計測方法を用いている可能性が考えられます。同社のウェブサイトには8.8mmの厚さについて、「内側と外側の画面保護フィルムおよびカメラの突起部分を含まない」との但し書きがあります。実際のデータは構成や製造プロセス、計測方法によって異なる場合があるとしています。
7月17日の更新情報によれば、オナーはこの動画に対し、「アイボリーホワイト」モデルが8.8mmであることを再確認し、動画の情報は不正確であると主張しています。また、全体の厚さは業界標準の計測方法であるとし、実際のデバイスを参照することを推奨しています。
サムスンのGalaxy Z Fold 7、Flip 7、Galaxy Watch 8の予約注文がSamsung.comで開始されており、最大11万円(約1700万円)の下取り価格と、9to5Googleのリンクを通じて注文した場合に30分以内のチェックアウトで追加の5000円(約8万円)のサムスンクレジットが提供されるということです。