韓国のサムスン電子は、カラーディスプレーを搭載した次世代のXR(クロスリアリティ)スマートグラスの開発を進めていると発表しました。2027年後半の発売を目指して、関連技術の開発を加速させる方針です。
韓国メディアの報道によりますと、サムスン電子は将来のスマートグラスに向けて、カラー表示が可能な新しい超小型ディスプレーの供給を関連企業に要請したということです。
グループ企業のサムスンディスプレーは、0.2インチ以下の極めて小さいパネルの開発に取り組んでおり、性能と価格のバランスを慎重に検討しているとしています。
ディスプレーの設計について、片目のみに搭載するか、両目に搭載するかは現時点では決まっていないということです。これまで公開された試作機の多くは片目用でしたが、両目用にすることで3D(3次元)コンテンツを表示できる利点があるとしています。
一方、これに先立って発売される予定の初期モデルのXRグラスには、ディスプレーは搭載されない見通しです。カメラと耳を塞がないオープンイヤー型のイヤホンのみを備え、アメリカのIT大手メタが展開するスマートグラスに近い形状になるということです。
初期モデルの具体的な発売時期は明らかになっていませんが、サムスン電子は次世代端末の市場投入に向けて、技術開発と製品化への取り組みを一段と強化する方針です。
