韓国のIT大手、サムスン電子は、同社のスマートフォンやタブレット端末「Galaxy」シリーズの多数のモデルについて、販売価格を最大で280ドル(約4万3,400円)引き上げたと発表しました。
今回の価格改定は、世界的な半導体メモリやストレージの価格高騰が背景にあるということです。部品価格の上昇はテクノロジー業界全体に影響を及ぼしており、他社の製品でも同様の動きが確認されています。サムスン電子においても、今月初めに確認された「Galaxy Z Fold 7」の値上げに続き、対象が拡大した形となります。
対象となるのは11の機種です。スマートフォンでは「Galaxy Z Flip 7」や「Galaxy S25 Edge」、「Galaxy S25 FE」などの上位機種が含まれます。これらの機種では、基本モデルの価格は据え置かれたものの、記憶容量の大きいモデルで40ドルから80ドル(約6,200円から1万2,400円)の引き上げとなっています。
また、現在販売されているほぼすべてのタブレット端末も対象となり、50ドルから280ドル(約7,750円から4万3,400円)値上げされました。最も引き上げ幅が大きかったのは「Galaxy Tab S11 Ultra」の1テラバイトモデルで、従来の1,619ドル(約25万900円)から1,899ドル(約29万4,300円)に変更されたということです。
市場関係者によりますと、今回の措置は、深刻なメモリ不足と製造コストの上昇に対応するための企業の戦略的な動きだとしています。サムスン電子は今年、さらに多くの新製品の発表を控えており、今後も価格の上昇傾向が続くものとみられています。消費者の負担増が懸念される中、製品の購入時期を慎重に見極める必要があると指摘されています。
