香港の調査会社カウンターポイント・リサーチは、韓国のサムスン電子の最新スマートフォン「Galaxy S26」シリーズについて、発売から3週間の販売台数が前モデルを29%上回ったと発表しました。
2026年のスマートフォン市場は、メモリーやストレージの供給不足により厳しい環境が予想されています。しかし、今回の調査結果によりますと、サムスンの最新主力機種に対する需要は非常に好調だということです。
調査によりますと、サムスンに加え、アメリカのグーグルやアップルの新端末の投入が、低迷していたスマートフォン市場の活性化に貢献したとしています。アップルの「iPhone 17e」やグーグルの「Pixel 10a」も販売増に寄与しましたが、特に春の市場を牽引したのはサムスンの「Galaxy S26」シリーズだということです。
「Galaxy S26」シリーズの発売から3週間の販売台数は、前モデルの「Galaxy S25」の同時期と比較して29%増加しました。また、購入者の71%が最上位モデルである「Galaxy S26 Ultra」を選択したということです。
この販売増の背景について、中位モデルの購入層が価格差を考慮して最上位モデルへ移行したと分析しています。さらに、アメリカの通信大手による大規模な割引キャンペーンや、新たに搭載された「プライバシーディスプレイ」機能が、1300ドル(約20万1500円)の「Ultra」モデルへの需要を後押ししたとしています。また、発売時期を3月に戻したことも、消費者の関心を高める要因になったとみられています。
こうした新機種の発売により、モバイル市場全体でも前年同期比で5%の成長を記録しました。現在、サムスンを含め既存の端末価格が上昇傾向にあり、消費者が将来の値上げを避けるために発売直後に買い替えを急いでいる可能性もあると指摘されています。
今後発売が予定されている「Galaxy Z Fold 8」や「Pixel 11」などの新機種についても、従来通りの価格帯で投入されれば、前モデルを上回る販売の伸びを示す可能性があると予測しています。
