韓国のサムスン電子が、主力スマートフォン「Galaxy S」シリーズの次期モデルにおいて、背面カメラのデザインを大幅に刷新する可能性があることがわかりました。一方で、部品コストの高騰が影響し、計画が先送りされる懸念も指摘されています。
韓国のIT関連情報に詳しい関係者がSNS上で明らかにしたところによりますと、サムスンは「Galaxy S27」とみられる次世代モデルで、カメラ部分のデザイン変更を検討しているということです。この変更は、新たなワイヤレス充電の業界標準規格である「Qi2」や、マグネット式アクセサリーへの対応を視野に入れたものだとされています。
サムスンはこれまで、縦に並んだカメラの配置を「Galaxyシリーズの中核となるアイデンティティ」であると発表しており、デザインを維持する方針を示唆していました。しかし、「Qi2」規格に対応しない場合、サードパーティ製のアクセサリーの利用が制限されるという課題があり、市場の動向に合わせて方針転換を検討している形です。また、次世代モデルではカメラの性能自体も見直される方針だということです。
しかし、この大幅なデザイン刷新が予定通りに実現するかどうかは不透明な状況です。関係者によりますと、最近の部品コストの高騰が影響し、計画が「保留」または「延期」される可能性があるとしています。
サムスンは以前にも、競合するスマートフォンの価格帯に対抗するため、コスト削減を理由に「Galaxy S26」シリーズでの機能向上を見送った経緯があります。現在もスマートフォンのメモリ(RAM)価格の高騰が続いており、早期の事態改善は見込めないことから、デザインの刷新が早期に実現するかについては厳しい見方が広がっているということです。
