韓国のサムスン電子は、同社のスマートテレビにおいて、スマートフォンなどのコンテンツをテレビ画面に映し出す機能「Google Cast(グーグル・キャスト)」への対応を開始したと発表しました。最新モデルに加えて、一部の旧モデルにも順次機能が提供されるということです。
「Google Cast」は広く普及している機能ですが、これまでサムスン製のテレビには搭載されていませんでした。海外メディアの報道によりますと、2026年に発売される同社のテレビには、この機能が初期状態から標準搭載される方針です。競合する韓国のLGエレクトロニクスも近年、自社のテレビに同機能の搭載を進めており、サムスンもこれに追随して利用者の利便性向上を図る狙いがあるとみられます。
さらに、この機能拡張は最新モデルに限定されるものではありません。既存の一部モデルに対しても、ソフトウェアの更新を通じて順次提供を進めています。同社の有機ELテレビ「S90D」の利用者からは、基本ソフト(OS)の最新アップデートを適用した際、更新履歴に「Google Cast」への対応が明記されていたとの報告が寄せられています。一部の機種では数か月前からすでに利用可能になっていたとされ、対象機種を段階的に拡大している模様です。
また、サムスン電子の最新モデルでは、写真管理サービス「Google フォト」との連携機能も新たに追加されています。ただし、この機能が旧モデルにも提供されるかについては、現時点では明らかになっていません。同社としては、グーグルの各種サービスとの連携を強化することで、自社のテレビ製品の競争力を高める方針です。
