サムスンが長らく待ち望まれていた「プロジェクトムーハン」のヘッドセットを正式に発表する見込みであると発表しました。今月中に発売されると噂されていますが、それまで待てない方には、新たにリークされたレンダリング画像やスクリーンショットが参考になるかもしれません。
Android Headlinesは、「Galaxy XR」と呼ばれるプロジェクトムーハンの公式名称とされるデバイスの詳細なリーク情報を公開しました。このデバイスは、AppleのVision Proに対抗するものとして期待されているということです。Galaxy XRは、これまでにもGalaxy S25の発表イベントやモバイルワールドコングレスで展示されており、昨年12月には我々のAbner Liが初期バージョンを体験しています。これらのレンダリング画像は、サムスン内部からのものであると見られ、デバイスをあらゆる角度から示しています。
このデバイスは、現代のVR/XRヘッドセットのデザインとほぼ一致しているようです。4KマイクロOLEDディスプレイを隠す2つのレンズ、調整可能なストラップ、バッテリーパックが特徴です。リークされた画像によれば、デバイスはAppleに似たスタイルで頭にフィットするようです。
また、「One UI XR」を搭載した新しいヘッドセット向けOSを実行するUIのスクリーンショットもリークされています。ホーム画面にはサムスン、Google、NetflixやCalmなどのサードパーティアプリが表示され、メニューバーにはホームパネルやGoogle検索、Gemini、各種設定と通知オプションが並んでいます。
Galaxy XRのスペックについても情報がリークされています。このデバイスは、約600万ピクセル多いマイクロOLEDパネルを駆動するQualcommのXR2+ Gen 2プロセッサを搭載しています。サムスンは、手の追跡用に6つのセンサーを使用し、深度センサーや4つの視線追跡カメラを備えています。音声コマンドにも対応し、ゲーム用に2つのコントローラーが付属します。
この全体の重量は約545グラムで、Appleのヘッドセットよりも50〜100グラム軽いということです。バッテリーは約2時間の使用が可能で、映画鑑賞の場合は少し長持ちします。サムスンのXRヘッドセットは今月中に発売されると噂されていますが、購入の準備を始めた方が良いかもしれません。
