韓国のIT大手、サムスン電子が開発を進めている新たなウェアラブル端末「Android XRグラス」について、同社の最新のソフトウェアのデータから、ディスプレイを搭載した新たなモデルが追加される可能性があることが明らかになりました。
IT専門メディアの報道によりますと、サムスン電子の最新のユーザーインターフェース「One UI 9」のプログラムコードの中に、新たなスマートグラスに関する記述が見つかったということです。コードの中には「Haean」という開発名が記されており、他の2つのモデル名と並んで記載されています。これらは、同じ基本性能を持ちながら、デザインやサイズが異なるモデルとして展開される可能性があるということです。
「Haean」という開発名が確認されるのは今回が2回目となります。当初は、同社の「Galaxy XRヘッドセット」と同時に、ディスプレイを内蔵したモデルとして発表される予定でしたが、技術の向上を図るため、発売が見送られていたとみられています。
サムスン電子はこれまでに、人工知能(AI)を活用したカメラを搭載したスマートグラスを開発していることを明らかにしています。一方、レンズ部分へのディスプレイの搭載については詳細を公表していませんでした。しかし、提携するアメリカのIT大手グーグルがディスプレイ技術の開発を進めていることから、今回発見された新たなモデルにはディスプレイが搭載される可能性があるとしています。
また、プログラムコードには、Bluetoothの接続画面や、サムスン独自の端末を探す機能との連携についても記載されています。この端末は「Android XR」を基本ソフトとして採用するとみられることから、グーグルが提供する端末を探すネットワークにも対応する見通しだということです。
具体的な発表時期は明らかになっていませんが、最新のソフトウェアにデータが含まれていることから、年内に新たな製品が発表される可能性があるとして注目を集めています。
