韓国のIT大手サムスン電子が、画面の幅を広げた新しい折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold Wide(ギャラクシー・ゼット・フォールド・ワイド)」を開発している可能性が高いことが明らかになりました。次世代の基本ソフトに関する画像が流出したことで、同社がヒンジ(蝶番)を増やすことなく、より実用的な大画面端末の投入を目指しているとみられています。
IT専門メディアの報道によりますと、未発表の基本ソフト「One UI 9」のスクリーンショットがインターネット上に流出しました。この画像は「Galaxy Z Fold Wide」とされるモデルのファームウェアから取得されたということです。この新しい基本ソフトは、サムスン電子が新型の折りたたみ式スマートフォンを発表する時期に合わせて提供が開始される見通しです。
流出した画像に示されたホーム画面のレイアウトは、縦横の比率が「4対3」になっているということです。これは、現行モデルに近い「Galaxy Z Fold 7」のほぼ「1対1」の比率と比較して、大幅に横幅が広くなっていることを示しています。
これまでのリーク情報によりますと、新しい端末の寸法は縦123.9ミリ、横161.4ミリ、厚さ4.9ミリに収まるとされています。このサイズは、将来発売されるとみられる「Galaxy Z Fold 8」と比較して、縦が約34ミリ短く、横幅が約18.2ミリ広くなる計算です。
このような幅広で背の低いデザインは、アメリカ・グーグルの「Pixel Fold」や中国・オッポの「Find N2」といった端末に近い形状です。現在市場に多く出回っている縦長の折りたたみ式スマートフォンに比べて、日常的に扱いやすくなるという利点があります。一方で、大画面に最適化されていないアプリを表示する際の対応が課題になる可能性があると指摘されています。
サムスン電子からの公式な発表はまだありませんが、従来の「Galaxy Z Fold」や「Z Flip」シリーズに加えて、新たなモデルが同時に展開されるのは初めてのケースになる可能性があります。同社は、折りたたみ式スマートフォンのラインナップを拡充することで、多様化する消費者のニーズに応え、市場での競争力をさらに強化する方針とみられています。
