韓国のサムスン電子は、開発中とされるスマートグラス「Galaxy Glasses(ギャラクシー・グラス)」について、正式な製品発表を前に、同社のスマートフォン向けアプリに新製品との連携機能を追加したと発表しました。
IT専門メディアなどの報道によりますと、サムスン電子は自社の機器同士を接続するためのアプリ「周辺機器のスキャン(Nearby Device Scanning)」の最新アップデートを実施しました。この更新履歴の中で、「メガネのクイックペアリングとバッテリー残量のポップアップ表示」に対応したと説明しているということです。通常、このアプリは新しいワイヤレスイヤホンやウェアラブル端末が発売される際に更新されますが、今回は製品の正式な発表に先立って機能が追加された形となります。
この機能により、利用者はスマートグラスを対応するスマートフォンと素早く接続できるほか、スマートフォンの画面上でバッテリー残量の通知を受け取ることができるようになります。初代となる今回のスマートグラスには、バッテリー残量を表示する画面が搭載されないとみられています。骨伝導スピーカーによる音声での警告機能も備わると予想されていますが、対面での会話中などに警告音声が流れるのを防ぐため、スマートフォン側での通知機能が重要になるとしています。
サムスン電子が参入を予定しているスマートグラス市場に向けた戦略として、一般的なメガネに近いデザインを採用し、初めての利用者にも使いやすい設計を目指す方針です。
この新製品は、今年の夏に開催される同社の新製品発表イベントで正式に披露されると予想されています。また、グーグルが展開する「Android XR」プラットフォームを採用した初の主要なスマートグラスとなることから、来月開催されるグーグルの開発者向け会議で、先行して一部の情報が公開される可能性もあるということです。
