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2025年9月19日
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シンプリセーフ、低価格な「アラームリスナー」を発表

シンプリセーフは、煙と一酸化炭素の検出を行う新しい「アラームリスナー」を発表しました。これは、Google Nestの機能を参考にしたものです。

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シンプリセーフ-アラームリスナー-発表

シンプリセーフは、煙と一酸化炭素の検出を行う新しい「アラームリスナー」を発表しました。これは、Google Nestの機能を参考にしたもので、より多くのスマートホームエコシステムに必要とされています。

スマートホームユーザーが火災対策を行う方法はいくつかありますが、一般的な方法の一つは各部屋にスマート煙探知器を設置することです。これには多くの費用がかかります。シンプリセーフのスマート煙・CO探知器は1台約70ドル(約1万1000円)で、他のモデルは100ドル(約1万5500円)以上することもあります。

より経済的な方法として、家庭内の煙探知器の音を聞くことができるデバイスを利用する方法があります。シンプリセーフはこの目的に適した新しいデバイスを発表しました。

シンプリセーフの「煙・COアラームリスナー」は、従来の煙探知器よりも小型で、常に煙やCOアラームの音を聞き続けます。音を検知すると、シンプリセーフのベースステーション(第3世代以降)に通知を送り、家庭のメンバーの携帯電話に通知が送信され、緊急サービスを要請することができます。

シンプリセーフによれば、有線の煙探知器を使用している場合、家庭内に1台のアラームリスナーがあれば十分です。しかし、バッテリー式のシステムには、より多くのユニットが推奨されており、理想的には煙探知器1台につき1台のアラームリスナーが必要です。

この機能は新しいものではありませんが、より多くのスマートホームエコシステムに導入されるべきです。Google Nestは長い間、この機能をサブスクリプションプランに組み込んでおり、Nest Hubのスピーカーとディスプレイは火災、煙、COアラームを聞くことができます。緊急サービスに通知するオプションも利用可能です。

シンプリセーフの「煙・COアラームリスナー」は45ドル(約7000円)で、1台で済む家庭にはお得です。バッテリー式システムの場合には複数台が必要になる可能性がありますが、それでも複数のスマート探知器を購入するよりも安価です。サブスクリプションが必要で、シンプリセーフのプランは月額33ドル(約5100円)からです。

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