Googleは、車載オペレーティングシステム「Android Automotive」を搭載した車両において、従来の音声アシスタント「Googleアシスタント」を生成AI「Gemini」に切り替えると発表しました。
Googleによると、このアップデートは既存の車両に対しても数か月以内に提供される予定で、今後「Google built-in」を搭載した新型車にはGeminiが標準で採用されるということです。具体的な車種名は明らかにされていませんが、Googleは2020年以降に製造された多くの車両がソフトウェアアップデートの対象になるとしています。
Googleは今回の変更について、より自然でスムーズな音声操作体験を提供することを目的としていると説明しています。車内ディスプレイのタスクバー上には複数の色が交差するライトバーが表示され、その上部には「Ask Gemini(Geminiに聞く)」と書かれたボタンが現れる仕様となっています。
また、スマートフォン版と同様に「Gemini Live」と呼ばれる会話モードも利用できるということです。ドライバーや同乗者はこの機能を通じて、より対話的なやり取りが可能になるとしています。
さらに、Android AutomotiveとGeminiの連携は車両の内部システムとも深く統合されており、Geminiが車両の各種コントロールにアクセスし、細かいニュアンスを含む音声コマンドにも対応できるとGoogleは説明しています。ただし、利用できる操作の内容は車両のブランドや車種によって異なるということです。
今回のアップデートは、まずアメリカ国内の「対象ユーザー」に対して提供が開始される方針です。対象ユーザーにはGeminiへのアップグレードを選択する機会が与えられ、当面は引き続きGoogleアシスタントを使用することも可能だということです。ただし、その選択肢がいつまで維持されるかについては明らかにされていません。
Googleは「近い将来」、対応言語や提供国を順次拡大していく方針を示しています。
