スイッチボット社は、同社の製品「スイッチボットハブ3」がAppleのスマートホーム認証「Works with Apple Home」を取得したと発表しました。この認証を受けたことで、スイッチボットのデバイスはAppleのHomeアプリやHomeKit内でより簡単に操作できるようになるということです。
HomeKitのエコシステムを活用しているユーザーにとって、スイッチボットの機器をHomeアプリに統合することが可能となり、HomeKit対応デバイスのように利用できるようになるとしています。
さらに、スイッチボット社はAppleの新しい認証に加えて、新機能「スマートスケジュール」を導入する方針です。これは、複雑なルーチンを作成することなく、自動化をより簡単にすることを目指したものです。スマートスケジュールでは、スイッチボットアプリ内でデバイスのオン/オフ時間を簡単に設定できるということです。
スマートスケジュールは、スイッチボットハブ3のMatterサポートや内蔵センサーと連携して動作し、HomeKitから独立したものではないとしています。この更新は、Aqaraなどの他のプラットフォームが自社アプリに機能を組み込む方法に似ており、Matterと並行して動作するということです。
スイッチボットは非常に多機能なプラットフォームであり、HomeKitやMatterへの対応を進める姿勢が見られるとしています。AppleがMatterを通じてアクセサリーをHomeアプリに取り込むことを容易にしたことにより、顧客にとっても利便性が向上したとしています。MatterがベンダーによるHomeKit採用にどれほど重要であるかを過小評価していたという意見もあります。
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