音楽配信大手の「スポティファイ(Spotify)」は、ユーザーが作成したプレイリスト内の楽曲などに、自分自身のコメントやエピソードを追加できる新機能「プレイリスト・ノート」の提供を開始したと発表しました。
この新機能は、先月導入された個別の楽曲にメモを残せる機能をさらに拡張したものです。ユーザーは、自身のプレイリストに含まれる楽曲やポッドキャスト、オーディオブックに対して、その曲を選んだ理由や思い出などの背景情報を文章で追加できるということです。
スマートフォンのアプリから、自身が作成または共同作成したプレイリストを開き、楽曲などの横にあるメニューから「ノートを追加」を選択することで利用できます。追加されたコメントは、そのプレイリストを閲覧できるすべてのユーザーに公開される仕組みとなっています。
また、スポティファイの公式プレイリストにおいても同様の機能が導入されます。「Today's Top Hits」などの主要なプレイリストにおいて、公式エディター(編集者)が特定の楽曲を選んだ理由を解説するノートが表示されるということです。
さらに、エディター自身のプロフィール機能も新設されます。プロフィール画面では、エディターのお気に入りの楽曲やアルバム、担当しているプレイリストなどが公開され、リスナーが公式の楽曲推薦の背景にある意図をより深く理解できるようになるとしています。
ユーザー向けのノート機能は、100以上の国と地域のiOSおよびAndroid端末向けに順次提供されます。一方、公式エディターのノートおよびプロフィール機能は、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの一部の国で、16歳以上の無料および有料ユーザーを対象に先行して提供されるということです。
スポティファイは今回の機能追加を通じて、アプリ内でのソーシャル機能やパーソナライズ体験を強化する方針です。「アップルミュージック(Apple Music)」や「ユーチューブミュージック(YouTube Music)」といった競合他社との差別化を図る狙いがあるものとみられます。
同社が先ごろ発表した第2四半期の決算によりますと、有料会員数が初めて3億人を突破し、月間アクティブユーザー数も7億7700万人に達したということです。
