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2026年9月19日
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スマートホーム基盤「Homey」、端末の一括更新機能を発表 共通規格「Matter」の真価を示す

スマートホームプラットフォームのHomeyは、Matterなどの規格に対応したスマート家電のソフトウェアを一括で更新できる新機能を発表しました。メーカーごとの専用アプリが不要になり、スマートホーム全体の安全性と利便性が向上するとしています。

NihonTechHub

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技術系ジャーナリスト
スマートホーム-ホーミー-マター-一括更新機能-発表

スマートホーム機器の統合プラットフォームを展開する「Homey(ホーミー)」は、スマート家電のファームウェアを一括で管理・更新できる新機能「デバイス・アップデート」の提供を開始したと発表しました。これにより、メーカーごとの専用アプリを開くことなく、共通規格「Matter」などに対応した機器の更新が可能になるということです。

これまで約10年間にわたり、スマートホーム分野において機器のソフトウェア更新は大きな課題とされてきました。センサーや照明、スマートロックなどの機器は定期的な安全対策や機能向上のための更新が必要ですが、手続きが煩雑なため放置されることが多かったとされています。

今回発表された新機能により、利用者はHomeyのアプリ上から直接、Matter、Z-Wave、Zigbee規格の機器を更新できるようになります。更新の開始から進捗状況の確認、完了通知までをHomeyが自動で行う仕組みです。

Z-WaveおよびZigbee規格の機器については、各メーカーが提供するHomey向けアプリを通じて更新が配信されます。すでにIKEA(イケア)やAeotecなど多数のメーカーが対応しており、今後も順次拡大する方針です。

開発元のAthom(アトム)でCEOを務めるステファン・ウィトカンプ氏は、「機器の更新手続きをHomey内で完結させることで、利用者と開発者の双方にとって実用的な仕組みになります。スマートホーム全体の信頼性向上につながる」としています。

特に注目されているのが、共通規格「Matter」に対応した機器へのアプローチです。Homeyはメーカーのアプリに依存せず、規格の推進団体である「CSA(Connectivity Standards Alliance)」が管理する公開台帳を直接参照します。

この台帳には、ファームウェアのバージョンやダウンロード先などの情報が登録されています。Homeyはここから更新データを取得し、Matterの標準的な仕組みを用いて機器に直接配信するということです。これにより、Matter対応機器の更新は特定の企業のサービスに縛られることなく、規格そのものの枠組みの中で安全に実行されることになります。

また、HomeyがMatterの管理機器として機能することで、これまでAppleのシステムを中心に展開してきた「Eve」ブランドの機器もHomeyで利用可能になったと発表しました。これは、Matter規格が目指してきた「プラットフォームの垣根を越えた相互運用性」を実現するものです。

長年、スマートホーム業界は企業ごとのシステムの囲い込みが課題とされてきました。今回のHomeyの取り組みは、Matter規格が単なる接続の互換性だけでなく、機器の保守管理においても長期的な利点をもたらすことを示していると言えます。

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