スマートホーム機器を展開する「Shelly(シェリー)」は、Appleの「Apple Home」など主要なスマートホーム規格に対応した低価格の水漏れ検知センサー「Flood S Gen4」を新たに発売したと発表しました。価格は30ドル(約4650円)を下回る設定となっており、手軽に導入できるスマート家電として展開する方針です。
水漏れによる被害は、床や家具の修繕に多額の費用がかかる場合がありますが、センサーを1つ設置することで未然に防ぐことができるとしています。
従来のセンサーは底面に小さな金属ピンを使用しているため、特定の位置に水が溜まらないと検知できないという課題がありました。これに対し、今回発表された新製品では、底面に3つの大きなステンレス製パッドを配置する設計を採用したということです。
これにより、水との接触面積が広がり、より早く、広範囲での水漏れを検知できるとしています。また、エアコンの結露など、電気を通しにくいきれいな水でも検知できる高い感度を備えているということです。本体は薄型で、洗濯機や給湯器、トイレの裏、シンク下などの狭い隙間にも設置しやすい形状となっています。
通信規格については、スマートホームの世界標準規格である「Matter」の認証を取得しているほか、Wi-FiやZigbeeにも対応しています。Apple Homeのほか、Google Home、Amazon Alexaなど主要なプラットフォームと連携できるということです。
Apple Homeに登録することで、水漏れ検知時にスマートフォンへ通知を送るなど、他のスマート家電と連動した自動化システムの構築が可能になるとしています。
機能面では、スマートフォンへの通知に加えて本体にもアラームが内蔵されており、別の部屋にいる家族にも異常を知らせることができるということです。
さらに、「浸水検知」と「雨検知」の2つの動作モードを備えているほか、検知速度とバッテリー消費のバランスを調整できる3つのアラーム設定が用意されています。電源には市販の電池を使用し、最長で2年間稼働するとしています。
価格が30ドル(約4650円)未満に抑えられていることから、給湯器や食洗機、洗濯機などの周辺に複数台を設置しやすいとしています。同社は、水漏れセンサーの導入がスマートホームにおける最も賢明な投資の1つだとして、普及を図る方針です。製品はAmazonや同社の公式サイトを通じて販売されるということです。
