アメリカのメディアは、最新の指輪型ウェアラブル端末「RingConn 3」の試用結果を公開し、デザイン性は優れているものの、健康管理機能の精度に課題があるとして、購入から約10日で返品したと発表しました。
アメリカの調査会社サーカナによりますと、画面のない「Oura Ring(オーラリング)」などのウェアラブル端末の普及により、アメリカ国内のフィットネストラッカーへの支出は前年比で88%増加しているということです。
同メディアは、競合製品である「Oura Ring 5」が本体価格399ドル(約6万2000円)に加え、月額6ドル(約900円)の定額料金がかかるのに対し、「RingConn 3」は349ドル(約5万4000円)で追加費用が不要である点を評価し、導入を決定したとしています。
「RingConn 3」のデザインについて、厚さ2.3ミリと通常の指輪よりわずかに厚みがあるものの、一般的なアクセサリーと遜色なく、快適に着用できると高く評価しています。また、傷がつきにくい素材や、水泳時にも対応する防水性、最長14日間とされるバッテリー駆動時間についても肯定的な見方を示しています。
一方で、健康管理機能については期待を下回ったとしています。睡眠データの分析は興味深いものの、飲酒時の睡眠の質の低下など、すでに把握している内容の確認にとどまったということです。
また、運動の自動検出機能については、ピラティスや室内でのトレーニングなど、移動を伴わない運動を認識しない一方で、室内での短い歩行を運動として記録するなど、手動での修正が必要になる点を課題として指摘しています。
さらに、最も期待していた偏頭痛の予測機能についても、重度の偏頭痛を発症した際にアプリ上で「絶好調」と表示されたと説明しています。このため、日常的に着用する実用性が見出せないとして、返品期間内に製品を返却したということです。
